学術論文

脳ドック関連の学術論文紹介

島根脳ドック研究

1988年に札幌市の新さっぽろ脳神経外科病院で脳動脈瘤検出を目的とした脳ドックが産声を上げました。
その同年に島根県出雲市においてMRIを用いた脳ドック(通称:島根脳ドック)のデータベースに基づくコホート研究が始まりました。脳ドックが日本独自の健診システムである点を加味すれば、世界初の研究基盤構築の試みであったと言えます。
そのスタートアップには島根大学内科学第三の第二代教授である小林祥泰先生が尽力され、第三代教授(山口修平先生)、第四代教授(長井篤先生)に引き継がれています。現在まで延べ8,000名以上のデータの蓄積があり、健常人脳MRI情報の読み解き方に関する研究においては世界でも草分け的存在です。とりわけ無症候性の虚血病変や出血病変と脳卒中発症や認知機能障害のリスクに関する研究成果を世界に発信され続けています。
以下、出雲地域の脳ドック研究の紹介情報を随時追加・更新していきます
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